今日はリンパが腫れて顎が痛い時は何かの病気なのか、それとも炎症を起こしているだけなのかを調べてみました!
リンパが腫れて顎が痛い!これは病気!?

先ずリンパはリンパ節と呼ばれるものがあるのをご存じでしょうか?
リンパについて詳しくはコチラに掲載させて頂いています!⇒リンパがキレイになる方法とは!?
リンパ節は関節の様な身体の曲がる場所と前回お伝えしましたが、首の周りには沢山のリンパ節が存在しています。
例えば、リンパ節がある場所は耳の周囲、首の側方、鎖骨の上と下、耳からあごにかけてのラインの骨の上下にありますが、そのどれかが腫れてしまい顎に痛みがきている場合があります。
普通に健康な人であればリンパ節は触って確かめる事があまり出来ないもので、触れたとしても小さく、ゆで卵の様な感触のものなのですが、
異常が発生しているとこのリンパ節が大きくなったり、しこりが出来ます。
そのしこりが、大きく表面がごつごつしていたり、硬かったり形が一つ一つ違ったり、そしてしこりに触った時に痛みを伴う場合がありますが痛みを伴うものは特に危険です。
しこりがそのまま小さくならないで2~3センチの大きなしこりになっている方は注意が必要です。
炎症性のリンパ節の腫れは、表面が平滑なことが多く、平滑でない場合は腫瘍病変の可能性があります。
リンパが腫れる病気
唾液腺腫瘍-耳下腺腫瘍・顎下腺腫瘍
唾液腺腫瘍と呼ばれるものには、耳下腺腫瘍と顎下腺腫瘍と呼ばれる二つの腫瘍があるそうです。
耳の下に症状が現れる場合は耳下腺腫瘍、顎の下に現れる場合は顎下腺腫瘍の可能性があり、腫瘍が良性である場合は腫れやしこりが主な症状で、悪性腫瘍の場合は顔面神経の麻痺や痛みを伴うことがあります。
甲状腺腫瘍
首の前頸部に位置する甲状腺に由来する腫瘍を甲状腺腫瘍と呼び、甲状腺腫瘍にも良性腫瘍と悪性腫瘍があり、どちらも腫れやしこりが主な症状です。
症状が小さいうちは自覚症状がほぼないため自ら発見することが難しいと言われていますが、たとえばしこりが2センチ以上になると、隆起物として容易に確認することができるでしょう。
リンパ節腫脹
リンパ節が炎症や腫瘍などにより腫れあがることをリンパ節腫脹(しゅちょう)といいます。
特に、大きなリンパ節が耳下部にあるため、耳下部が腫れる方が多いと言われています。
炎症にはウイルスや細菌の感染による急性リンパ節炎、慢性リンパ節炎などがあり、これら炎症性のものは痛みを伴うことがある点が特徴です。
また、腫瘍には良性のものと悪性リンパ腫があり、特に悪性リンパ腫は治療が長期に及ぶため注意が必要です。
頸部嚢胞
嚢胞(のうほう)とは、内部に液体成分を有する袋状の病的な構造物のことを指します。
いくつか種類がありますが、代表的なものに、首の前頸部にできる正中頸嚢胞(せいちゅうけいのうほう)、首の側頸部に発生する側頸嚢胞があります。
主な症状は、頸部の腫れのみですが、炎症や痛みを伴う場合があります。
引用元 https://medicalnote.jp/contents/170512-001-XF
他には、一般の風邪による咽頭炎や扁桃腺炎、中耳炎、虫歯などでもリンパは腫れます!
リンパが腫れたら何科を受診すればいいの??

では、リンパが実際に腫れてきたら何科を受診すれば良いのでしょうか?
やっぱり内科?
いえいえ!実は耳鼻咽喉科だと言うのです!
頸部は実は耳鼻咽喉科の領分らしく、わからないで内科へ行ってしまうと後で耳鼻咽喉科へ回されるケースも少なくない様なんです。
なので早期発見の為に耳鼻咽喉科を受診する事をオススメします!
何でも内科と言う訳ではないのですね!
- 普段のリンパはゆで卵の様な柔らかさ
- リンパが2㎝以上腫れたり硬かったら病気の可能性がある
- リンパが腫れた時の病気の可能性は沢山ある
- リンパが腫れたら耳鼻咽喉科へ
皆さんもリンパの流れをよくして腫れない様に気を付けて下さいね♪